若手医師と商社マンが最強を目指すブログ

平成生まれの帰国子女である3年目医師と4年目総合商社マンがそれぞれの最強への道を虎視眈々と狙う

『ジャラン・スリワヤ』俺の新しいパートナー

今回は僕の新しいパートナーに関して記述しようと思う。

磨くに値する革靴とは何か。選び方として重要なのは、その製造工程(縫い方)である。この辺を詳しく書くと長くなるので結論のみ記すが、手縫いか、機械式グッドイヤーウェルトのどちらかを選べば間違いはない。なお手縫いは10万円以上するので、正直若手は手が出せない。そこで機械式グッドイヤーウェルトであれば、一応紳士の革靴として通用するので、その中から選ぶことになる。

あとは値段と相談である。クロケットアンドジョーンズや、チャーチといったイギリスの老舗メーカーの靴が欲しいのだが、これらは安くても7万円ぐらいするのでおいそれとは購入できない。日本製のものとしてはリーガルやスコッチグレインがあるが、それでは面白味に欠ける。

そこで目をつけたのがインドネシアジャランスリワヤである。
ジャランスリワヤは、インドネシアの靴メーカーである。創業者はもともとイギリスの老舗靴メーカーで修行し、その技術をインドネシアに持ち込んで事業が始まった。当初は有名ブランド品の靴をOEM生産するのがメインのプロダクトであったのだが、途中から自社ブランドを立ち上げ、イギリスの歴史ある靴メーカーに負けないクオリティの靴をリーズナブルな価格で提供するようになった。

早速紳士のパラダイス、有楽町は阪急メンズ館へ向かった。

毎度感じるが、阪急メンズ館のホスピタリティは素晴らしい。0.5cm違いのサイズをどんどん持ってきてくれて、両足を履いた状態で店内をうろうろ歩かせてくれる。おまけに、薄手の紳士ソックスまで用意してくれる。ここまでサービスされたら、財布の紐も緩もうというものだ。

イギリスでは革靴は体の一部と言われるそうだ。タイトなフィットを追求し、紐はきりりと締め上げる。ここで妥協してはならない。そうして熟考を重ね、今回購入したのがこちらである。

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見よこのかっこいいデザイン。

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裏面にグッドイヤーウェルトの記載がある。

ジャランスリワヤの革靴が30000円、木製シューキーパー6000円、茶色クリーム、あと茶色のベルトがセールで8000円ほどであった。

ベルトについては簡単に。あまりに常識的なことなので後回しになっていたが、革靴とベルトの色が合っていないことほど悲しいことはない。阪急メンズ館では革靴コーナーの近くにベルトコーナーがあり、実際の商品をくらべながらベルトを購入できる。至れり尽くせりとはこのことである。



正式にはジャラン・スリワヤではなく、ジャラン・スリウァヤらしい。まるでカリフォルニア知事みたいだ。インドネシアのマエストロの魂がこもった革靴。男をさらなる高みへ格上げしてくれるに違いない。

さらなる戦いの日々へ身を投じよう。