若手医師と商社マンが最強を目指すブログ

平成生まれの帰国子女である3年目医師と4年目総合商社マンがそれぞれの最強への道を虎視眈々と狙う

大学院に落ちた医者には、何が待ち受けているのか

それは唐突であった。 関東のとある大学病院の某内科医局に所属している知り合いから、下記のLINEが届いた。 大学院落ちたわw 大学院というのは、医学部を卒業し医師免許を取得し、初期研修を終え、そこからまた暫く臨床医として活動した後、主に研究の目的…

なぜ都会の勉強会はキモオタばかり集まるのに、そこそこ盛り上がるのか

どうも医師のTatsuyaです。 ここ最近、職場以外での交流やコネクションを作るため、若手医師や医学生が集まる勉強会に立て続けに出席している。これは学会などの正式なアカデミックな場ではなく、やる気のある学生や若手医師が自主的に開催し、手作りで運営…

騎士団長殺し、村上春樹

騎士団長殺し、村上春樹 僕は、村上春樹の熱心なファンである。もちろんこの広い世界のことだ。僕よりも「熱心な」読者は存在するだろうが(例えばカンサス州に)、僕は自分のことを熱心な村上春樹のファンだと思っている。新作が出れば、評判や中身の詮索を…

人はいつMac Book Airを見捨て、Mac Book Proを手にするのだろうか

先日、巷で話題になっていた、Mac Book Proを買った。 僕は2010年代初頭に買った、Mac Book Airを使っていました。圧倒的な薄さ、フラッシュストレージによる起動の速さ、電池の持ち、そして何よりクールなそのデザイン。当時大学生だった僕は、自分の格…

初期研修医に捧ぐ!地獄の研修を生き延びた俺が役立つ記事をまとめてみた

医師のShima-Tatsuyaです。 僕のブログもおかげさまで、毎月数万アクセスは安定して得られるようになってきました。これもひとえに、ブログやツイッター上で絡んでくれた皆様のおかげです。ありがとうございました。 今回は、これまで反響の多かった初期臨床…

【君はそのハードルを超えることができるか】損する結婚 儲かる離婚、藤沢数希

損する結婚 儲かる離婚、藤沢数希 元外資系金融マン、人気ブロガーで恋愛工学の祖、藤沢数希氏の新刊。僕は氏の恋愛工学メルマガも購読しているが、そこでも数か月前からこの本に関して盛んに宣伝されていた。恋愛の目的=セックス数、というわかりやすいゴ…

放任主義の職場は成長につながるか

医師のTatsuyaです。 社会人になって最初の一年が大事。仕事人としての成長は最初の3年のスタートダッシュで決まる。みたいな話をよく聞く。おおくのおっさんが口をそろえて言うので、そうなのだろう。医者の場合はどうだろうか。 医者になって最初の2年間…

ポモドーロ・テクニックを用いて圧倒的な集中力を発揮し、ライバルに差をつけよ

医師のTatsuyaです。 日頃から勉強をつづけることが、将来への投資として最も価値あることに、異論の余地はないだろう。多くの社会人は仕事を始めてからは、仕事以外でのインプットを怠るようになってしまうが、それではいつまでも2流のままである。自発的…

自分の情熱が伝播することを一度でも体験すると「人を動かす快感」の虜になる

医師のShima-Tatsuyaです。 僕は、他人の人生によく口出しをする。 初めてそれを行なったのは、高校生の頃。「難易度の高い大学に努力して挑戦するか、リスクの低い推薦入試でその辺のへぼい大学に入学するか」という選択に迫られていた同級生に、おせっかい…

責任感を伴う「本番の戦い」だけが、真の成長につながるんだ

医師国家試験を合格し医師免許を取得すると、まずは初期研修医という身分になる。初期研修医は、医者ヒエラルキーの最下層に組み込まれるのだが、そこは腐っても医者だ。例えば検査の予定を入れたり、点滴や薬を注文(オーダー)することは、どれだけ医学的…

なぜ医者は金の話をしないのか

医師の達也です。 諸事情により、現在の僕の基本給はその辺のOLと同じぐらいになってしまっている。しかも今年度は非常に出費が多く、僕の収支は圧倒的なマイナスだ。そこで、副収入を得るため、平日の夜間や土日に医者バイトを行い、収入を増やしているわけ…

なぜ日本の医療は、これほどまでに診療レベルに差があるのか

どうも達也です。 前回の記事でも紹介したが、僕の懐事情は圧倒的なマイナスとなっている。そこで、医者としての実力を磨く目的と小銭を稼ぐために、休みがある日には医者バイトを行っているのは、以前からお話しさせていただいている。 そうして数カ所の病…

お金を増やす事はまず自分の現状を認識することから始まる、家計簿のススメ

どうも医師のTatsuyaです。 人間、誰しも生きていれば、お金を使います。自分のお金を管理する必要が出て来ます。 社会人になってから、研修医という、まあまあ収入のある身分を送っていました。しかし、僕が2年間の地獄のようなトレーニングを送った後、3…

無利子だったら、奨学金の返済は遅らせた方が良いんじゃね?

開司です。 「医学部の奨学金をまだ完済してない。無利子なんだけど、これって返済を出来るだけ遅らせる方が得なのかな??」 仕事中のある日、Tatsuyaから届いたLINEでした。 私はすぐに「相手の気持ちが変わらないうちに、早めに返した方が良いのでは?」…

DeNA炎上にみる情報民主主義としてのキュレーションメディア

ご無沙汰しております。商社マン開司です。 DeNAのキュレーションメディアが炎上しました。 同社はその対応として、炎上のきっかけとなった医療・健康関連情報サイトWelqはもちろんのこと、インテリア・住宅関連情報サイトiemo、女性向けファッション関連情…

最高の現場リーダーを作る:愛され指導医になろうぜ、志水太郎

愛され指導医になろうぜ、志水太郎 著者のキャリアと総合内科 著者は現役の総合内科医である。 指導医が、どうすればメンバーの信頼を得てチームの性能を最大化し、彼らの力を効果的に引き出せるか、というのが本書の主題だ。 ここで、総合内科に関して簡単…

アメリカ人男と結婚/付き合っている日本人女子の頭の中はどうなっているのか

僕の知り合いには、アメリカ人男と付き合ったり、結婚したりしている日本人女子が数人いる。 英語で苦労している、という共通点のある彼女らとの会話は、なかなか興味深い。 そうやって彼女らと接していく中で、彼女らには大きく2種類の人種がいることがわか…

名著「人を動かす」に学ぶ、チーム医療を実現する部下との接し方

みなさんこんにちはTatsuyaです。 僕は現在3年目の医師である。 僕は普段から「できるやつオーラ」を出しているので、同期の相談に乗る機会が多い。 3年目になった我が同期から受ける相談で一番多いのは、部下との接し方の悩みである。 正確に言うならば、…

医者の懐事情を赤裸々に綴る

医学部6年間を卒業したら、次に2年間は初期研修医という身分になる。 初期研修は、国のシステムなので、医学部を卒業して国内で医師として働きたい場合は、誰もが2年間は最低やらなくてはならない。その期間中は、研修先以外での仕事(通称バイト、非常勤…

洋書を読むにはKindle端末、Kindleアプリ、紙の本のどれが適しているのか

こんにちはTatsuyaです。 先日、イーロンマスクの伝記を読み終えた。 原)Elon Musk: How the Billionaire CEO of SpaceX and Tesla is Shaping our Future, Ashlee Vance 翻)イーロン・マスク 未来を創る男、アシュリー・バンス ちょっと魔がさして、原著…

勝ち組を目指すなら、とりあえず中高で留学させておけばいいのではないか

どうも達也です。 子供のいない僕が、安直な教育論を語ろうと思います。 僕は幼少の頃にアメリカに数年間住んでいたことがあります。 おかげさまで、元々そこそこ英語はできました。 具体的にいうと、追加の勉強は全くなしでセンター英語満点。 模試での英語…

気づいたら僕は完全にデブの仲間入りをしていた

「え、、、太りすぎじゃない?大丈夫?」 先日、久しぶりにA子に会った時に、発せられた言葉である。 こんにちはTatsuyaです。 ご存知の通り今まで散々偉そうに、筋トレや肉体改造記事を書いてきた。 そんな意識の高い僕の腹である。 どうだろうか。Take a l…

これから初期臨床研修医になる君たちへ

こんにちは達也です。 去る10月20日、初期臨床研修のマッチング結果が発表されました。 日本マッチング協会の発表にあるように、ほとんどの人が第一希望でマッチしたようですね。 (医師臨床研修マッチング協議会 平成28年度) 初期臨床研修とは、医学…

あまり商社マンを見くびらないほうがいい

開司です。 前回の「最近商社マン転職しすぎだろ」の記事は思いの外に反響が大きく、記事内容と記事の真偽に賛否があったようです。流石にツイッターで暴れすぎだと達也からも怒られ、大変大人気なかったなと反省しております。 先の記事を通じて、次の様な…

最近商社マン転職しすぎだろ

開司です。 私開司は、実は転職活動をいったん休止している。 自分が当初行きたいと思っていた先からお断りされてしまったこと、今アサインされている新規事業を自分が成し遂げたいと感じていることが、主な理由だ。でも正直、今でも転職をしたいと考えてい…

イギリスの車番組、Top Gearの珠玉のエピソードでユーモアを学ぶ(The Grand Tourについても)

僕が愛してやまないイギリスBBCの車番組「Top Gear」そのメインMCを務めるのは、我らがジェレミー・クラークソン(写真中央のおっさん)である。その脇を、ハモンド(左)とメイ(右)が固める。 Top Gearは1977年にスタートした車番組である。もともとは単…

学生時代、確かに存在した「意識高い系」はどこに行ってしまったのか

僕は学生中は、俗に言う「意識高い系」であった。 これは以前、下記の記事で触れている。なぜそういった方向性に傾倒したかと言うと、医学生としての生活があまりに暇だったからである。このブログに来てくれるようなレベルの高い読者はご存知だろうが、暇と…

アメリカ人の筋トレを見て、日本人との圧倒的なフィジカルの差を実感する

どうも達也です。意識の高い読者の皆様は、今日も体のどこかに筋肉痛を抱えながら、仕事に邁進していることだろう。僕もそうだ。最近では、ついに相方の開司も運動を始めた。心血管リスクまっしぐらの不健康激務リーマンの彼には、医者としてもう少し健康的…

「恋愛工学の文明論」ー何故日本人は恋愛工学を受け入れられたか

お久しぶりです。開司です。本ブログ読者の多くは、恋愛工学を受講されているか、少なくとも読んだことがある方々がほとんどだと思う。かくいう私、開司もそうだ。今では辞めてしまったが、藤沢数希先生のメルマガを第一号より購読したことにより、学生時代…

ただ家にいるだけで12万5000円 オンコールの実態

医師のTatsuyaです。 医者のアルバイトに関して、これまでも数記事ほどアップしてきた。そのあまりの稼ぎに、驚いた読者も多かったようだ。人の命を扱うという責任の重さは当然あるが、医師の資格職としての魅力は飛び抜けている。今回は、最近僕が始めた、…