特に自転車を趣味としていない人がクロスバイクで片道10kmの通勤を始めてみた
今週から自転車通勤を始めた。
距離は片道10km強。郊外から市街地と変化に富むルートを駆け抜けるアップダウンの激しいコースだ。もともと勤務先は自宅から自転車で10分以内のところなのだが、事情により一ヶ月の期間限定で別施設へ行くことになったのだ。
当初は公共交通機関で通っていたのだが「自宅→バス(20分)→電車(20分)→徒歩(15分)→目的地」と合計で一時間弱かかってしまい、乗り継ぎも多く、移動時間を勉強や仕事に当てることも難しかった。新しい勤務先には駐車場もあるので車通勤も可能なのだが、渋滞が多いし、何よりネタ的にも面白くは無い。
そこで考えたのが、自転車通勤である。
「さまよえる白い弾丸」とでも呼びたくなるような洗練されたデザイン。米国トレック社のクロスバイクである。ちなみにクロスバイクというのはママチャリとロードバイク(前傾姿勢で乗る、一番速い自転車)の間に位置づけられる「すげー速いけど普通に乗れる自転車」のことである。
(参考)
ロードバイク
ママチャリ
実はこのクロスバイク自体には1年ぐらい前から乗っているのだが、先に述べたようにもともとの勤務先は10分以内に着くので「自転車通勤をしています」と宣うには憚られる。ちなみに、通勤や移動以外で自転車を乗るような趣味もない。
(参考)
ロードバイク
ママチャリ
実はこのクロスバイク自体には1年ぐらい前から乗っているのだが、先に述べたようにもともとの勤務先は10分以内に着くので「自転車通勤をしています」と宣うには憚られる。ちなみに、通勤や移動以外で自転車を乗るような趣味もない。
以下に、特に自転車を趣味としていない私が、クロスバイクで片道10kmの通勤を数日続けてみた感想を述べる。
片道10kmの通勤を数日続けてみた感想
1.死ぬほどしんどい
びっくりした。帰りは問題ないのだが、行きは登りが多く、吐きそうになるほど辛い。自分の場合は自転車を趣味にしているわけでもないので、自転車走行力が格別高いわけではない。仕事場にたどり着いても両足ガクガクで、歩きまわるだけでも一苦労だ。これは根性のない人にはお勧めできない。
幸い帰路は下り坂が多いので、比較的ラクに帰れる。でも平地が良かったなあ・・・。
2.危険
関東なので、交通量がすごく多く、歩行者・車両など危険だらけである。かと言って安全のためにノンビリ走ってばかりいたらなかなか目的地に着かないので、それなりに攻めざるを得ない。ヘルメットは必須であろう。
3.大量の汗をかく
今の時期のように秋で涼しくても、着替えることは必須である。自分はスーツで仕事をするわけではないのだが、スーツでの自転車通勤は想像するだけで最悪だ。幸い、勤務先にロッカーがあるのでそこに着替えを置かせていただいている。大量の汗をかき心拍数を上げ息を切らせながら出勤したら、まずは水分補給してクールダウン。そして汗が引くのを待ってから着替える。その際、デオドラントシートで全身を拭き上げ、さっぱりしたところで戦闘服(サラリーマンはスーツ)に着替え、戦闘開始である。
と、なかなか大変だった。ちなみに所用時間は行きが40−50分、帰りが40分弱である。
移動と有酸素運動をいっぺんに出来る自転車通勤は時間効率が極めて良い。なかなか運動する時間が取れないウォーリアーたちには魅力的な生活習慣だ。移動中に英語リスニングなども行えるとなお良さそうだが、如何せんライド中の余裕が全く無いので現状ではペンディングとしている。
移動と有酸素運動をいっぺんに出来る自転車通勤は時間効率が極めて良い。なかなか運動する時間が取れないウォーリアーたちには魅力的な生活習慣だ。移動中に英語リスニングなども行えるとなお良さそうだが、如何せんライド中の余裕が全く無いので現状ではペンディングとしている。
今後の方針
喫緊の課題として、エンジンパワー(筋力)の向上と燃費改善(疲れない体)が挙げられるが、これらは自転車通勤を続ければそのうち良くなっていくだろう。粛々と自転車通勤を続けるのみである。
最後になったが、現在愛車に取り付ける、禁断の㊙改造パーツを取り寄せている。
基本的にはロードバイクのパーツなのだが、上記の課題を自転車屋に相談したら勧められたのだ。まるで自然吸気エンジンにターボを装着するような爆発的なスピードアップを実現する「クロスバイクでは禁断のアレ」である。
取り付けたらまたインプレッションを載せる予定だ。
楽しみに待っていて欲しい。