若手医師と商社マンが最強を目指すブログ

平成生まれの帰国子女である3年目医師と4年目総合商社マンがそれぞれの最強への道を虎視眈々と狙う

ポモドーロ・テクニックを用いて圧倒的な集中力を発揮し、ライバルに差をつけよ

医師のTatsuyaです。 

日頃から勉強をつづけることが、将来への投資として最も価値あることに、異論の余地はないだろう。多くの社会人は仕事を始めてからは、仕事以外でのインプットを怠るようになってしまうが、それではいつまでも2流のままである。自発的な勉強が差を生むのだ。ただ、学生時代のように時間が無限にあるわけではないので、短期集中する必要が出てくる。自分の集中力をコントロールするのだ。

自分を操る超集中力、DaiGo 

Twitterで皆さんがオススメしていた、DiaGo著「自分を操る超集中力」と言う本を読んだ。題名と著者はかなり胡散臭いが、それなりに得るものはあった。いくつか有用な情報があったが、今回はその中で紹介されていた「ポモドーロ・テクニック」について説明したい。

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ポモドーロ・テクニックを一言で説明すると、は25分集中→5分休憩を4回繰り返す、というだけのことだ。以下に詳細を記す。

  1. 最初に取り組むタスクを決める
  2. 25分にタイマーをセットし、作業開始
  3. タイマーが鳴るまでタスクに取り組む。
  4. 雑念が湧いたら紙に書いて、また取り組んでいるタスクに戻る
  5. タイマーが鳴ったら、紙に記録する
  6. 5分間休憩し、2に戻る
  7. 25分作業を4回やったら20-30分の長い休憩をとる(以上繰り返し)

ポイントを幾つか補足する。

実際に作業に取り組む前に、そのタスクを完遂するのにいくつの「25分」必要かある程度予測し、その予定数の中でタスクを終わらせるよう努力する。この「計画」のフェーズも、集中力を高める上で重要だ。 

また、25分間は取り組んでいるタスク以外のことをしない、という点も肝要だ。25分間であれば、メールの返信、電話対応、急に思いついたやりたいこと、などは全部一旦横においておけるだろう。

その一つのタスクが終わるまでは、5分間休憩した後も同じタスクに戻る、という点も忘れてはならない。25分おきに違うことをしていては駄目で、基本的には1タスクずつ解決していく手法である。 

5分の短い休憩の際は、瞑想・散歩・背伸び、コーヒー飲む、といった、仕事に関係なくてかつ頭を空っぽにする行為が推奨されている。休憩が終わったら、さっさと作業に戻ることだ。

 

 僕もこの手法を、色々な場面で使ってみたが、一番有用だと思ったのが「行う必要性が非常に高いのにも関わらず、集中力が発揮しにくい場面」である。僕の場合は、難解な専門書を読むとき、英語の本を読むとき、やる気はあるが雑念が湧いてくるとき(自宅で勉強するとき)などで効果が高いように思う。

逆に、意識しなくても簡単にフロー状態(集中力が研ぎ澄まされ、作業に没入している状態)に入れる場合は使う必要はなさそうである。キングダム45巻を読むときに、格別なウィルパワーは必要としないのだ。

 

タイマーだが、僕はBe Focused Proというmacアプリを用いている。これはま、この写真のようにデスクトップバーに表示させることが出来、時間の変化がわかるのが良い。(普段はこのポップアップはデスクトップバーに収納されている)

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iOSアプリでも同じものがあり、アカウントを同期させれば、タイマーもタスクも療法で表示可能である。

Be Focused Pro - 仕事および勉強用の Focus Timer を Mac App Store で

Be Focusedはシンプルでとても使いやすいオススメアプリではある。有料のProにすれば広告が消えて最強になるが、有料版で一つ注意してほしいのは、mac版とiOS版も別々で存在するため、2回購入するハメになるという点だ。僕は基本的に何かを作業している時は必ずmac bookが起動しているので、どちらか一つならmac版をオススメする。

 

元々ポモドーロというのは、イタリア語でトマトの複数形を意味する単語である。開発者で当時大学生であったイタリア人のフランシスコ・シリロが、キッチンタイマーと紙を使って始めたシステムである。その時のキッチンタイマーがトマト型のものだったので、ポモドーロという名前になったのだ。

このキッチンタイマーというのが、ねじ巻き式でチッチッチッチと音がする、あの古きよき時代のものだそうで、手でタイマーを巻く、手で紙に書く、という物理的な行為そのものが、集中力を高めるらしい。フランシスコ氏が主宰するポモドーロオフィシャルページに、わかりやすい動画での説明があるので一度覗いてみて欲しい(英語)。

The Pomodoro Technique® - proudly developed by Francesco Cirillo | Cirillo Company

僕が作業する場所というのは、仕事場だったりカフェだったりと、流石にジリリリッ!っと何度もねじ巻き式タイマーを鳴らせるような環境ではないので、この本家ポモドーロテクニックは結局採用に至っていない。思いついた雑念を紙に書き出す、というこは周りに迷惑をかけずに実行できるので、行っており、それなりに効果的な気がする。

 

僕の場合、一番作業を邪魔するのは、LINEである。普段からmacアプリでLINEをデスクトップに表示しているため、気になってしまうのだ。現在は、作業中はアプリをオフにし、暇になったときにのみ表示させるようにしている。毎度アプリを起動させるのは手間だが、その手間が集中力発揮に一役買っている。

 

皆さんも、早速LINEをシャットダウンし、作業に没入しよう

(ちなみに、この記事は3ポモドーロで作成されています)。