若手医師と商社マンが最強を目指すブログ

平成生まれの帰国子女である3年目医師と4年目総合商社マンがそれぞれの最強への道を虎視眈々と狙う

ただ家にいるだけで12万5000円 オンコールの実態

医師のTatsuyaです。
 
医者のアルバイトに関して、これまでも数記事ほどアップしてきた。そのあまりの稼ぎに、驚いた読者も多かったようだ。人の命を扱うという責任の重さは当然あるが、医師の資格職としての魅力は飛び抜けている。

今回は、最近僕が始めた、医者のオンコールバイトに関して書こうと思う。
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オンコールとは?
On Call、いつでも電話に出ます、という意味である。
基本的な内容としてはこんな流れだ。

医者は自宅で待機している。そして、入院患者や自宅介護の患者さんに何かあった際(発熱や死亡確認など)に、電話で呼びだしを受ける。連絡を受けたらまずは病院に向かい、看護師と合流し、診察しに行く。それが終わったら、自宅に戻る
 
相場は、内容や場所によってかなり違う。僕の行っているものは、半日待機で2万5000円である。木、金、土、日(土は朝晩)で25000円X5回、合計12万5000円である。この時間割だが、平日は日中働いているので、夜しかできない。土曜は24時間オンコール。日中働いていることが多いのだが、その時間帯は掛け持ちを許可してもらっている。日曜夜は月曜の勤務に引っかかる可能性があるのと、だらだらしたいので、外している。
 
呼ばれる件数自体は少ないし、呼ばれても追加報酬は出る。何もなければ、ただ家で電話の番をしているだけだし、呼び出しでがあっても、2−3時間で片付く案件がほとんである。かなり割のいいバイトだと言えるだろう。
 
しかし、実際はそううまい話でもない。僕は「いつ呼ばれる、かわからない状態」っていうのがかなり嫌で、正直好きではない。運が悪いと夜中の2時に呼び出されることもある。遠出や飲酒は当然ダメ。それなら土曜半日でいくらというような、時間で区切られたバイトの方がすっきりしていて僕は好きだ。
 
週末に束縛されるのはかなり堪えるので、あんまり年を取ってからはやりたくないというのが人情だろう。ただ実際は40〜50代の医師でもオンコールしまくりな人は多い。他にやることない、というのもあるが、一番の問題は、他にやれる人がいないということだろう。


ネット副業との比較
ところで、このようなオンコールバイトの時給や確実性を考えると、同額をネットで稼ごうとしたら、相当に成功する必要がある。単純に確実に金を得るなら、医者バイトにかぎる。
 
それでも、ネット副業は自分のブランディングや、自身の影響力が拡大したりという魅力がある。医者バイトをいくらやっても、金以外にはあまり意味はなく、医者としての能力も上がらない内容が多い。稼ぎも、いつまでたっても一緒だ。やりがいというものはほぼない。世の中の役には、少なからず立っていると信じているが。
 
自分のライフスタイルに合わせて、適切に金を得ていきたいものである。
 
参考記事